考えるということ

【考えるということ】

琉球新報の日曜版に新報小中学生新聞という読み物がチラシと共に挟まれて配達される。

この中に「てつがくカフェ」というコーナーがあり、哲学に精通した３人が様々な問いに答えをくれて、とても面白い。

今週のお題は「考えることはなぜ必要なの？」

回答者がこのように答えていた。

「自分で考えて選んだ結果なら、人のせいになんてできないし、する必要もない。」

「自分で考えない人は、その道筋がないから反省することもできない。」

「自分で考えない人は、誰かの言うとおりにするしかないから、あの人が言ったからだと文句と言い訳ばかり。そんな生き方、無責任だしかっこ悪いよ。」

この回答を読んで、思わず日本の政治家を思い浮かべてしまったのは、私だけではあるまい。

和牛商品券に旅行券、デパート商品券。呆れるばかりである。

この「しがらみ体質」は地方自治体でも国の縮図のように受け継がれ、実行されている。

出入りする業者は見慣れた面々。

文房具は近所のホームセンターで購入した方が間違えなく経費節減になるし、

いつも同じところに発注されるHPは、なんともサエないものが仕上がってくる。若手のクリエイターに発注したら同じ価格で、はるかに素敵なものが出来上がってくるであろうことは想像に難くない。

ぜひとも「自分の頭で考え」「道筋の通った説明ができ」「人のせいにしない」方にトップとして活躍していただきたいと思う今日この頃である。

2020年3月29日（sun）

An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper

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