天才が会社を去るとき。アンナの覚悟
北野唯我 天才を殺す凡人
天才が会社を去るとき。アンナの覚悟
カリスマ社長として15年間会社を牽引してきたアンナが、すべてを手放す覚悟で自分の意思を貫こうとしている。
だが、今まで支持してくれていた社員が少しずつ自分から離れていこうとしていることを敏感に感じ取っている上納アンナは、いつになく弱気になっていた。
アンナの天才性に惚れ込んでいる凡人の青野トオルは気がきではない。
作者の北野唯我さんは、このあたりの心理描写がとても上手い。
それぞれの立ち位置から、心の揺れを見事に描いている。
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