企業の一大転換期

【企業の一大転換期】

これを記している2020年３月はコロナウィルスの影響で様々な産業に混乱と困惑が広がっている真最中である。

朝、電子版のニュースに目を向けると、イギリスのファッション雑貨ブランド　「ローラアシュレイが経営破綻　新型コロナで再建断念か」　とのニュースが目に飛び込んできた。

上品で華麗な花柄にファンが多く、筆者も好んでハンカチやエコバッグなどを愛用していたので、驚きと残念な気持ちが胸をチクリと刺した。

そんな中、逆風をものとのしない企業の記事が目にとまった。

ハンコ業界で有名なシャチハタは、電子決済が普及すると、スケジュール帳に使う「飲み会」「出張」などのデザイン判子の新商品を投入することで、増収を図った。

また、現在のクラシエ、旧カネボウは（金淵紡績）は綿糸の販売を主力としていたが、オイルショックによる繊維不況を経て化粧品の販売へと大胆に本業を転換したとある。

日々、コロナが原因とする倒産や閉店のニュースを聞く中で、今後ますますこの動きは加速するだろうという懸念が浮かび上がる。

それと同時に、様々な工夫で会社の一大転換期という波を見事な腕前で乗りこなした企業があるということも事実だ。

多くの知人友人が起業をしている中、世界中で奮闘している起業家や働く人々が、一人でも多く活躍の場を保守できることを願っている。

2020/3/18(wed)

An impression and the short essay which read Okinawa Times & Asahi newspaper

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