静かな新聞
【静かな新聞】
「あまちゃん」のヒロインとしてブレークを果たした能年玲奈さん改め“のんさん”
新聞に対して、「新聞は、とても静か。」と語った。
テレビだとアナウンサーの人がしゃべるスピードで理解しないといけないし、声にこもった感情にも影響を受けちゃう。でも、新聞は余計な感情がなくて、ただ静かに事実が文字になって並んでる。自分のペースで脳みそを動かして、情報を理解できる感覚があります。
と続く。
“のんさん”の意見にとても共感できるものがある。
私も、まくしたてるように話すラジオのパーソナリティーやテレビの賑やかな音声が苦手だ。
室内の音を静かに保つと、鳥の鳴き声や風の音が聞こえる。
自然からの贈り物である音楽を堪能しながら活字に視線を落とすと、スッと思考の奥に潜り込む感覚があるのだ。
その時間は、感性が研ぎ澄まされ思考がクリアになる気がする。
“のんさん”は新聞がもっと読まれるためのアイデアなども語っていた。
時代の変化に流されず、しっかりと自分の軸を持っている若い方の存在を嬉しく思った。
今後の活躍が楽しみである。
2020/4/7(tue)
An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper