表に現す
【表に現す】
授業中に落ち着きがなく歩き回ってしまう小学校3年生の男の子いた。
ところが、趣味の釣りの話を新聞へ投稿し掲載されると、荒れた言動がなくなったという記事に目がとまり、以前、知人女性から聞いた話を思い出した。
その女性は、男の子と同じ年頃にお父様の仕事の関係で、英語圏の国へ突然引っ越すことになった。
慣れない土地、慣れない言語の中で彼女の心は徐々に閉じ、気づけばチャームポイントだった笑顔もすっかり影を潜めていた。
そんな時、学校の先生から勧められたのが絵を描くことだった。
真っ白い画用紙の上に、思い思いの色をのせていく。
はじめは、ダークな色が多かった紙面が次第に鮮やかな色彩に変わっていった。
それは、まさに彼女の内側から溢れてくる感情表現そのものだった。
新型コロナウィルスの影響で不要不急の外出が制限されたことで、大人も子供も閉塞感を抱き、閉じ込めた感情は行き場を失いつつある。
静岡県にある養護施設「ねむの木学園」を設立した俳優の宮城まり子さんが「言葉でしゃべれない子も、絵でしゃべることができる」との言葉を残している。
こんな時だからこそ、クリエイティブな自己表現を通して自分の心を解放することが大切なのかもしれない。
2020/3/28 (mon)
An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper
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