【抑圧の歪み】 未成年者への性的虐待を問題視するニュースが後を立たない。 日本カトリック協議会が行なった実態調査で、１６件の訴えがあったと発表した。 期間は、1950〜2010年の15年間。平均すると１年に１名の割合だ。 だが、これは報告があったものの…

【懲戒解雇】 １０代。大人と子供の狭間にいる時期は、心が騒ぐ。 日々振り子のように,あちらへ行ったと思ったら、こちらへ振り戻されるような感覚だろうか。 年上の人に対する恋愛感情が湧くのもこの時期であるかもしれない。 同時に、憧れながらもリアルな…

【考えるということ】 琉球新報の日曜版に新報小中学生新聞という読み物がチラシと共に挟まれて配達される。 この中に「てつがくカフェ」というコーナーがあり、哲学に精通した３人が様々な問いに答えをくれて、とても面白い。 今週のお題は「考えることはな…

【ジャッジ】 「情けは人の為ならず」 人にしたことは自分に戻ってくるという「ことわざ」だ。 広告代理店に勤める太田喜一郎（妻夫木聡）は、ひょんな事から大滝（豊川悦司）の代わりにCMフェスティバルの審査員として大田ひかり（北川景子）と共に渡米する…

【アベノマスク】 全国約５千万世帯に布マスクを２枚ずつ配布する。 2020年４月１日に安倍晋三首相が表明した。 日々、不安や緊張を募らせていた国民からは「アベノマスク」「税金の無駄遣い」と、到底受け入れ難いという心の声が聞こえてきた。 この傾向は…

【きいろいゾウ】 パートナーに「昔の人」のカゲを感じた時、どのように感じるだろう。 自然に囲まれた古民家で穏やかに過ごすムコ（向井理）とツマ（宮崎あおい）。 ツマは、木々や動物と気持ちを通わせ、彼らの声を聴くことができる心優しい女性だ。 その…

【チャレンジの意欲】 ZOZO創業者の前澤友作氏がまた面白いチャレンジを発表した。 千人を対象に一人あたり１００万円の現金を配り、労働意欲の向上を調査する社会実験で、狙いは「ベーシックインカム」の有効性検証だという。 計１０億円の費用は、前沢氏が…

【泥棒役者】 知らぬは自分ばかり。 人は自分のことをわかっているようで意外と見えてないことも多いのかもしれない。 主人公である大貫はじめ（丸山隆平）は、愛する彼女もでき、真っ当で幸せな毎日を過ごしているのだが、過去少年院に入っていた経歴がある…

【天界から舞い降りたクリエイター】 「普通」ってなんだろう？ 障害と言われる個性を持って生きておられる方に向けて「普通のことができなくてかわいそうだ」という表現がよく使われる。 でも果たしてそうだろうか？ その「普通」はあくまで、健常者の視点…

【資質を生かす世界】 コロナの影響が雇用問題に波及し始めた。 新卒内定者の取り消し、派遣切りに加え、正社員として１６年働いた職場から解雇通告があった人もいるそうだ。 友人の働く百貨店では売上げが前年比４０％にまで落ち込んでおり、会社存続の危機…

【エイプリルフールズ】 純粋なまでに、真っ直ぐに人のことを信じられたら誠まことのことになるのかもしれない。 清掃員の新田あゆみ（戸田恵梨香）はモテモテの天才外科医 牧野亘（松坂桃李）に、亘の子を妊娠したとエイプリルフールに告げる。 全く信じな…