時代の変革

【時代の変革】

2020年４月10日からオンライン診療が初診から適用となる。

新型コロナウィルスの感染拡大防止策が狙いだが、もっと早くから幅広い症例の初診時にこのような方法をとってもよかったようにも思う。

体調がすぐれない中、病院の待合室で長時間過ごすのは、患者にとって苦痛以外の何者でもない。

特に、小さいお子さんやご高齢の方であれば、付き添いの方の負担も大きい。

触診や緊急な検査を要する場合もあるが、初診時の問診と視診であれば画面を通して行っても差し支えは無いように思う。

お子さんも、ご家庭という慣れ親しんだ空間で画面を覗き込むのであれば、恐怖心の軽減になるであろうし、ご年配の方であれば、移動に伴う身体の負担を減らすことができる。

今回の試みには処方薬も配送で受け取れるということから、諸事情で外出が難しかった多くの患者にとって朗報のように思われる。

また、医療従事者にとっても、接触人数が減ることによって感染リスクの軽減も期待でき、待合室から診察室まで案内する雑務も省略される。

その分、医療行為にフォーカスすることができるため、現場の流れもスムーズになることが予想される。

IT技術の進歩が目覚しい昨今、外出しなくても大方のことは済ませることができるようなった。

官公庁の仕事においても、何十人、何百人が一つの場所に集合してPCを見つめる必要はないようにも思える。

リモートワークを取り入れることで、通勤にかかる交通費の削減にもなるし、CO2の削減にも有用性がある。

時代は刻々と変化している。

組織の決定権を持つ人物の頭の中も大きな変革が求められる。

2020/04/11(sat)

An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper

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