企業の姿勢
【企業の姿勢】
観光立県である沖縄の経済状態は日々逼迫している。
そんな中、観光施設を運営している「南都」が南城市のおきなわワールド、ガンガラーの谷、石垣市の石垣島鍾乳洞を9日から30日まで臨時休業することにした。
通常4月は3施設で15万人が訪れるが、入客数は例年の3割程度にとどまっている。そのため、200人の従業員を自宅待機としたが、雇用調整助成金に負担分を会社が補填し100%の給与を支給するという。
解雇や無給での休暇を言い渡す企業も多い中で、南都の決断と対応に経営陣の人柄の素晴らしさを感じた。
担当者は「売り上げが下がっていることもあるが、お客さまや職員の安全確保を最優先し休園を決めた」と話している。
知人の経営する会社も3月の時点で長期休暇に入った。
意地でも給与分は出勤しろという四角四面な対応をするのか、関係者の安全と生活を大切にした対応をするのか、企業の本音が試される。
愛社精神を育てられる企業が、どれくらいあるのか。
アフターコロナは企業の姿勢と器が露呈することとなりそうである。
2020/04/09(thu)
An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper
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