保健所9割「限界」
【保健所9割「限界」】
共同通信が全国35カ所の保健所に調査をした。
感染者の多い16都道府県の回答で9割に当たる32カ所の保健所で
「限界ぎりぎりで対応している」「事実上、限界を超えている」と回答したそうだ。
なかでも、大阪市では1日の相談件数が1300〜1500軒というから驚きである。
電話の発信者は医療機関以外の一般が多数だそうだ。
内容としては「医療機関への受診相談」「PCR検査の要請」「新型ウィルスへの一般的な不安」と続く。
未曾有の出来事に不安を覚えるのもわからなくない。
だが、一日に1000件以上もかかってくる電話の対応に追われていたら、統計の集約もできないであろうし、最も情報の共有を必要としている医療機関関係者と保健所の連携が危ぶまれる。
今は、スマホひとつで様々な情報を得られる時代だ。
自身で所有している人は自らが情報収集に尽力すべきであるし、リサーチする技術を持たない高齢者のお身内に、その情報を伝える優しさを持つべきであろう。
誰もがこの不測の事態に戸惑い不安を覚えている。
こんな時だからこそ、個々のリテラシーと人間としての真意が問われる。
「叱責罵倒などでモチベーションが保てない」
保健所のある職員の言葉である。
最前線で働く人の心を折るような発言をするような大人であってはならない。
日本人は、もっと素晴らしい国民性を打ち出せる。
世界中が揺れている今だからこそ、世界に誇れる国であり国民でありたいと思う。
2020/04/26(sun)
An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper
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