来県自粛
【来県自粛】
コロナウィルスが猛威を振るう中、４月25日大型連休がスタートした。
共同通信の調査により、コロナ流行ピーク時には日本全国４７都道府県のうち、実に４５の地域でICUの病床が不足する可能性があり、２１道県では重症患者が病床数の２倍以上に達すると想定された。
そんな中、4月29日から5月6日に沖縄を発着する航空便は約６万人の予約があるという。
沖縄でも、タクシーやバスの運転手さんをはじめ、国際通りなどで賑わう那覇でも感染者が出ている。
沖縄への移動は原則、航空機を利用する。羽田からは約３時間、関西からでも２時間、たくさんの人が密閉された空間で共存することとなる。
沖縄本島にはいくつかの大きな病院があるが、小さな島には十分な医療体制が整っていないところも少なくない。
島には、おじいやおばあ。小さな子供達がいる。
逃げ場のない離島で、家族の誰かが感染すれば密着度の高い島では立ち所にクラスターが発生してしまう。
本来なら、羽を伸ばしに来た来島者のみなさんを笑顔で迎えられる島民がたくさんいるのが沖縄だ。
だが、今は平常時ではない。
コロナが収束したその日に、皆が無事を喜び会えるよう、どうか不要不急な来島を控えてお互いの大切な命を守っていただきたいと思うのだ。
「ステイホーム」は、あなたとあなたの大切な人の命を守る合言葉である。
2020/04/26(sun)
