人生の転機

【人生の転機】

沖縄県内にある農業人材支援会社が国内の農業人材を募集している。

元々は国外人材の受け入れをしていたが、新型コロナウィルスの影響で、入国予定の外国人の方が自国待機となっているからだ。

春夏には北海道や東北、秋冬には九州や沖縄の農家繁忙期に合わせて労働者が全国各地を移動する予定だった。

2020年4月現在、外国人労働者の受け入れの見通しはついていない。

同社は、新型コロナで失業した人や休業中の国内人材を長期短期問わず100名受け入れ予定だという。

太陽の光を浴びて土に触れる農業は、時に心を癒してくれることがある。

また、体を動かすことで日常生活全般が活気づく効果も期待できる。

筆者は高校時代、農業を専攻していた。

当時は、夏休み中に当番制で回ってくる真夏の農作業に辟易へきえきしていたが、今となってみると、一番生き生きとしていた時期にも思える。

年齢的なこともあるだろうが、心身ともに大地と触れ合っていたことが全ての充足に結びついていたように思うのだ。

コロナの影響で仕事を失った方にとって、今回の事態はとてもショッキングなことだったろう。

農業との出会いが人生の大きな幸せに繋がっていることを願う。

2020/04/11(sat)

An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper

#コロナ #コロナ失業 #人材支援 #外国人労働者 #農業#人手不足