個性と規則
【個性と規則】
令和になって、早くも2年目となった。
ITやAIの目覚しい発展を日々耳にするこの時代において、未だに「ブラック校則」が横行している学校があるという事実に驚きと疑問でため息が出てしまった。
下着やタイツの色指定。生まれつき髪の色が、茶色がかっている生徒に黒染めを強要。教師に黒染めを強いられた生徒は、そのことが原因で不登校になったとされている。
地毛が茶色いのに黒染めをしたら、伸びてきた根本が茶色く、毛先が真っ黒という、なんとも不自然極まりない状態になるということが、教師には想像できないのだろうか。
生まれ持った個性を否定されただけではなく、年頃のお嬢さんが不自然な髪色で人前に出る恥ずかしさや、やるせなさを慮ることのできない教師に、教員である前に人としての配慮を是非とも身につけていただきたいと願うばかりである。
LGBTについても、新聞紙面などで毎日のように目にするようになった。
これについても、戸籍上の性別が男性であっても心が女性であったなら、ご本人にとっては、詰襟の学ランは仮装である。
反対も然りで、戸籍上女性の生徒にスカートの制服を無理やり着せるのであれば、男性教員もスカートを着用して出勤してみたらいい。
その、気恥ずかしい気持ちが理解できるかもしれない。
集団生活において、ある程度のボーダーラインは必要なのかもしれないが、学校側が強制力を持って行使することなく、教師の愛情によって生徒との信頼関係が育つような安心して通える環境あってくれたらと思うのである。
そして、教育現場を土壌として、学校という場所が「個」を尊重しあえるような人材が育つ場所であってくれたら嬉しく思う。
中高生の多感な時期の生徒たちは、思った以上に大人の様々な面を見ている。10代の彼らに、憧れられるような素敵な大人として生きていきたいものである。
2020/1/21(wed)
An impression and the short essay which read Okinawa Times
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