幾つになっても
【幾つになっても】
沖縄は車社会である。すれ違う車のウィンドーガラスの向こうに微笑ましいオジイとオバアの姿が見えることも多い。
一方で、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故のニュースも新聞紙面などで目にする機会が後を絶たない。
埼玉県で会社経営者をされていた方が、70歳を超え退くことを考えていた時期に、踏み間違えによる事故を目にしたことで、STOPペダルを製造・販売するための会社を新たに立ち上げた。
また、沖縄では夜間中学校を87歳で卒業した方がいる。
在学中、脳梗塞などで2度も入院する事態に見舞われたが、退院後は何事もなく通学を再開したそうである。
卒業を祝う会で「今おかれている状況から少しでも前へ進めるよう、与えられた場所で自分のやれることを発揮することが大事」と、語ったという。
ともすると、まだ人生半ばで挫折するような体験をすると、もう自分にできることはないのではないかと気持ちが落ち込むこともあるが、御両名のパワフルな生き方に、なにやら自分の弱音が恥ずかしくなってくる。
「何かの手段としてではなく、学ぶことそのものに意味があるということを知りました。」中学卒業生のご長女の言葉にも心が動いた。
幾つになっても何かにチャレンジし続ける尊さ、そして何かのためではなく、ただ自分の信じるものに向かって真っ直ぐ生きることの大切さを感じた。
2020/3/10 (tue) An impression and the short essay which read Okinawa Times
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