14 築地市場跡地のブランド化
堀江貴文 東京改造計画
14 築地市場跡地のブランド化
「早朝のセリ」や「セリをする場所」としての築地市場も豊洲市場もいらないという堀江貴文さん。
現在は、イケてるキュレーターが誰なのか完全に可視化されていることで仕入れのテレワーク化が可能だからだ。
どの世界でも年配者が残る業界では、長年の慣習が脈々と受け継がれる傾向が見受けられる。
今、世界は大きく変わりつつある。
この変化の時をチャンスと捉えるか、ただ時が過ぎるのを漫然と見送るのかは、トップの在り方と、私たち一人一人の思考にかかっているように思う。
築地をあらゆる食が楽しめる一大拠点にするという堀江さんの発想も、今までの市場のあり方とは全く違った発想で面白い。
伝統を守ることと、本当に人々のためになること。どちらをこの先の未来に持っていくのか。今、私たちは選択の岐路に立っているのかもしれない。