勇気のしるし

【勇気のしるし】

沖縄では、コロナウィルスの発症に終息の兆しが見えてきたと思われた矢先にホテルに勤務する男性の感染が確認された。

勤務先のホテルでは、男性の体調不良を把握した際、検査結果を待たずに全館を消毒し、ホテル名の公表にも同意。

男性が対応した１０名を超える利用者にも全員に連絡をするとしている。

自身の保身に走らず、人を思い、素早い対応にのぞんだトップの決断が素晴らしい。

我が国のトップは、人が命をかけて訴えようとした事実に背を向け、聞き取りの再調査を拒み続けている。

この差はなんだろうか。

名前を公表したホテルは、客足が遠のくことも懸念される中、誠意を持って対応をした。

この事実は、後に信頼感という大きなギフトに繋がりをみせるように思う。

人の命を踏みにじるトップ、目先の保身に走らず人のために誠意を尽くすトップ。

どちらを応援し、どちらと共にありたいか。

答えは明白である。

2020/3/24(tue)

An impression and the short essay which read Okinawa Times

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