環境と勉強

【環境と勉強】

アフリカ北東部のスーダンに住む９歳の少女について書かれた記事に目がとまった。

朝は家の掃除で始まり、学校に行き、友達ともたくさん遊ぶ。

学校から帰ると、壁の黒板を埋め尽くすほど書き込んで宿題を終えると言うものだった。

私の父は、幼いころ非常に家庭の状況が貧しく、みかん箱を机の代わりにして勉強に励んだ。

学費を稼ぐために勤めた自動車工場のアルバイトで失った聴力は当時も今も全快は見込めない。

それでも、医療系の資格を取得し、家族を支え、私を育ててくれた。

昨今の日本では、様々な理由で自死が増えている。

私の住む沖縄は、他市町村に居住する方から見たら憧れの夢の国だと言われることが多い。

それでも高い自死率を記録してしまう根底には何があるのだろうか。

褐色の艶がある肌に真っ白い歯が印象的な、可愛らしい笑顔を見せる外国の少女や父のような生命力が多くの人に、もう一度戻ることを願ってやまない。

2020/3/15（sun）

An impression and the short essay which read Okinawa Times

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