共に過ごす
【共に過ごす】
重度障害のあるお子さんが特別支援学級ではなく地域の学校に通うか否かという記事に目が止まった。
脳性麻痺のお子さんが小中学校時代、同級生とともに過ごした例もある中、知的障害を持った生徒が一般入試を経て高校への進学を希望したが、叶わなかった。
学校側の判断は「教育課程をこなすには至らない」というものだったという。
確かに、小学校や中学校と違い、高校ともなれば学力の向上に、より一層の努力と時間が必要となると思われる。
一方で、間も無く社会に出る直前の、大人にも子供にも揺れ動くことができる最も多感な時期に、それぞれの違いを知り個性を認め合うことを学べる絶好の機会としては捉えられないだろうか。
障害を持ったお子さんを学級に招き入れるということは、口で言うほど簡単なことではないかもしれない。
だけれども、そのかけがえのない時間は、障害を持ったお子さんが一般の学級に通うメリットをはるかに超える大切な何かを同級生の心に刻むように思うのだ。
教育関係者のご苦労を、日々耳にし、目にする。
それでもなお、貴重な時間を生徒たちとともに歩んだ先に、何者にも変えがたい何かがあるように感じるのである。
2020/3/14(sat)
An impression and the short essay that I read Ryukyu newspaper
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