ステージ1 才能ってなんだろう アンナは終わった?
ステージ1 才能ってなんだろう
アンナは終わった?
主人公の青野トオルはテクノロジーカンパニーで広報の仕事をしている。
企業のブランドイメージを上げることが役割である。
社長の上納アンナと初めて出会ったとき、その才能に惚れ込んだという。
週刊誌で社長を弾劾する記事が取り上げられ、社内でもアンチが出始めたが、青野トオルはそこに悔しさを覚えていた。
この世界に生まれた「天才」が殺されようとしているのに自分には何もできず無力さを感じたからだ。
天才は発想が凡人とは違うが故に、ともすると社会から抹殺される傾向がある。
時代が大きく変わってゆく今、少数派である天才の言葉に耳を傾けてみることで、救われる何かがあるかもしれない。
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